SNSバズと「体験」の時代:2010年代の激動

「モノ」から「コト」へ:フェス文化の定着

2010年代前半、音楽業界の主な収益源がCD販売からライブやグッズ販売へと大きくシフトしました。その象徴が「夏フェス」や各種音楽フェスティバルの大衆化です。音楽をじっくり聴くというよりも、「みんなで盛り上がる体験」が重視されるようになり、観客が一緒に踊ったりタオルを回したりできる「四つ打ち」のロックバンド(KANA-BOON、キュウソネコカミなど)が数多くブレイクしました。

また、握手会などの「会えるアイドル」というコンセプトでAKB48グループや坂道シリーズがミリオンセラーを連発し、「体験型」の音楽消費を確固たるものにしました。

サブスクリプションサービスの解禁

2010年代中盤から後半における最大の転換点は、Apple MusicやSpotify、LINE MUSICなどのストリーミング(サブスク)サービスの普及です。長らくCD文化が根強かった日本市場でも徐々にサブスクが受け入れられ、「CDを所有する」から「アクセスする」へとパラダイムシフトが起こりました。

サブスクの普及はヒットの法則も変えました。テレビのタイアップがなくても、プレイリストに入ることやSNSでの口コミから、無名のアーティストが突如チャート上位にランクインする現象が日常的になったのです。

SNS時代の新星:米津玄師とTikTokヒット

ネット発の文化が完全にメインストリームへと融合したのもこの時期です。ボカロP「ハチ」として活動していた米津玄師が「Lemon」で歴史的特大ヒットを記録し、ネットクリエイターの計り知れない影響力を証明しました。

加えて、2010年代終盤には「TikTok」によるショート動画の流行が音楽シーンを席巻します。瑛人の「香水」のように、TikTokの歌ってみた・踊ってみた動画から火が付き、社会現象にまで拡大する新しいヒットの形が確立されました。

膨大な音楽の波を、最高の環境で乗りこなす

数千万曲が聴き放題のサブスクリプションサービス。その魅力を最大限に引き出すには、優れたスマートスピーカーやBluetoothデバイスが欠かせません。

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