JAZZ・インストゥルメンタル:言葉を超えた音の対話

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カシオペアとT-SQUAREが築いた80年代フュージョン黄金期

日本のインストゥルメンタル音楽において、1970年代末から80年代にかけて吹き荒れた「フュージョン・ブーム」は極めて重要な歴史です。カシオペアやT-SQUARE(当時はTHE SQUARE)といったバンドが、ロックのダイナミズムとジャズの洗練されたコード進行、超絶的な演奏テクニックを融合。F1中継テーマ曲『TRUTH』のように、日常のBGMとして日本中へ浸透しました。

SOIL & "PIMP" SESSIONSが切り拓いたデスジャズの衝撃

2000年代に入ると、従来の静かで知的なジャズのイメージを覆す、極めて攻撃的でパンキッシュなインスト・バンドが登場しました。その代表格であるSOIL & "PIMP" SESSIONSは、自らの音楽を「デスジャズ(Death Jazz)」と命名。アジテーターを擁する爆音のパフォーマンスで、海外の巨大フェスでもメインステージを務めるなど、インスト音楽のライブ価値を証明しました。

H ZETTRIOや->Pia-no-jaC<-による笑って踊れるエンタメ性

現代の日本のインストシーンは、超絶的なテクニックをベースにしつつも、聴き手を決して退屈させない「エンタメ性」を極限まで高めています。ピアノとカホンだけで圧倒的な熱量を生み出す->Pia-no-jaC<-や、超高速ジャズをコミカルかつスタイリッシュに演奏するH ZETTRIOなどは、ジャズの難解さを取り除き、子どもから大人まで体全体で楽しめるポップなインスト音楽を提示しています。

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